ChatGPTのカスタムGPTs機能を使えば、プログラミングの知識がなくても特定の目的に特化したAIアシスタントを作成できる。作成したGPTsを収益につなげる方法にはいくつかのアプローチがある。

GPTストアでの収益化の仕組み

GPTストアで公開したカスタムGPTsは、利用状況に応じた収益分配の対象になる仕組みが用意されている。ただし収益化の対象となるには一定の利用実績が必要であり、多くの利用者を集められる独自性の高いGPTsを作ることが前提になる。人気を集めているGPTsの傾向を見ると、汎用的な「何でも相談できるAI」よりも、特定の業務や趣味に特化した「〇〇専門アシスタント」の方が、繰り返し使われやすく利用実績を積み上げやすい。

業務効率化ツールとしての社内販売

GPTストアでの直接収益化とは別に、特定の業種向けに特化したカスタムGPTsを作り、その使い方や設定込みでコンサルティング的に販売するというビジネスモデルも広がっている。例えば「飲食店のシフト作成に特化したGPTs」「不動産営業のトーク台本作成に特化したGPTs」のように、業界の専門知識をプロンプト設計に落とし込んだ成果物として提供する形だ。

独自サービスへの組み込み

カスタムGPTs自体を直接販売するのではなく、そのノウハウを自社サービスのAPI連携機能として組み込み、月額課金のSaaSとして展開する道もある。GPTsで作ったプロトタイプが好評であれば、それをより本格的なアプリケーションへと発展させていく流れは、個人開発者から企業まで共通して見られるパターンだ。

収益化を目指す上での注意点

GPTsに機密性の高いプロンプトのノウハウを詰め込みすぎると、他のユーザーに簡単に模倣されるリスクがある。プロンプトの内容そのものよりも、継続的なアップデートやユーザーサポート、独自のデータソースとの連携など、模倣されにくい付加価値をどう作るかが、長期的な収益化の鍵になる。

まとめ

カスタムGPTsの収益化は、単発の販売よりも「特定分野に強い専門アシスタント」としてのブランドを積み重ねていくアプローチの方が持続的な収益につながりやすい。

着手しやすい始め方

自分が実務で日常的に使っているプロンプトの中に、他の人にも役立ちそうなものがないかを棚卸しすることから始めるのがおすすめだ。すでに自分自身で効果を実感しているプロンプトであれば、GPTsとして整える作業も最小限で済み、需要があるかどうかの検証もスピーディーに行える。